今春の東京都立高校の推薦入試について、都教育委員会は20日、応募状況をとりまとめて発表した。全日制(162校)の応募倍率は2・28倍で、前年度より0・2ポイント減った。普通科に推薦入試が導入された1995年度以降、最も低かった。
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全日制では募集定員9407人に対し、2万1467人が応募した。普通科(コース、単位制を除く)の倍率は2・61倍で、前年度から0・26ポイント減少。このうち、最も倍率が高かったのは青山の4・25倍で、三田(4・08倍)、駒場と南葛飾(4・07倍)などが続いた。都立高全体で最も高かったのは、普通科単位制の新宿(5・31倍)だった。
個人面談や実技検査などは26、27の両日に行われ、31日に合格発表がある。各校の倍率は都教委のホームページで確認できる。